澤田龍治さん
朽木村観光協会事務局長

 
  主婦の目レポート(ゆうこ)「朽木編」
第4回

外の人は宝物

2005年1月6日 菱川貞義
(澤田さん)
  丸太んぼうも、だれも相手にせんかったけど、ちょっとアイデア出してつくってみて、売れたらみんな寄ってきて、「もっとこうしたら」というてくる。だから、都会というか、外の人とも交流して考えていきたい。
 それで一歩だけでもええさかい、まず動いてみる。それはなんや、ていうたら、地域の人がどうしたら興味をもってくれるか、いっしょにやってくれるか、それを考えんとあかんのとちがうかな。朽木日曜朝市もずっとなんにも売れんかったけど、一歩動いていたから、いまの日曜朝市がある。
 わしのやり方は昔から、笑われながらやけど、自分でちょっとやってみる、それができたら、いっしょにやってくれる仲間を探す。それは時間はかかりますけんど、その分、地べたにきっちりと足をくっつけられる、というメリットがあるんとちがうかな。
 10年も15年も前の新聞引っぱりだして、消えてしまったようなことのなかにヒントがあったり。上から見たら丸いようなもんでも、横から見たら四角く見えることもある、というような訓練も必要とちがうかな。そのためにも、よその目というか、外から見てくれる人が貴重というか、自分としては一生の宝物やと思いますわ。
 市民研の人とは一生付き合ってほしいと思います。
 
 それで、いろいろやって、そのうちの一つ二つ、なんとかうまいこと進んだらええ。やる前から5割、7割の人が賛成したことはもうおそい。それはどこかですでにうまいこといってる。

(澤田さんは冗談半分でこんなこともいってました)

 田んぼ、もうやめようか、と思うて。なんでやいうたら、こんな農法の田んぼのせいでタニシがごっそり出てきて、それ売ったほうがはやいんちゃうか。だれかから「もう、苗植えんといたら」といわれた。

 イモリもいた。かえるの卵もいっぱい。ヒル、イトミミズ、まるで動物園。セリもそのまま育ててる、うまいで。ホタルも、源氏も平家も来る。

(つづく)